北陸新幹線長野~金沢間が14日に開業し、「かがやき」「はくたか」などの列車が営業運転を開始した。JR金沢駅では「かがやき500号」の発車を前に出発式が行われた。

金沢駅11番線ホームに停車中の「かがやき500号」。W7系W1編成が使用された。続く「はくたか552号」はW7系W2編成だった

北陸新幹線では、東京~金沢間直通列車として、速達タイプ「かがやき」・停車タイプ「はくたか」を運転。最速達列車の所要時間は東京~金沢間2時間28分、東京~富山間2時間8分とされる。その他に富山~金沢間シャトルタイプ「つるぎ」も運転され、金沢駅で北陸本線の特急列車と接続を図る。

出発式ではJR西日本代表取締役社長、真鍋精志氏が登壇し、「発車標に表示された『かがやき500号』を見て、非常に感慨深いものがあります。北陸新幹線の開業で、金沢から東京まで1時間以上の短縮が実現します。ビジネスはもちろん、北陸は観光資源も豊富で、より多くのお客様に訪れていただけるのではないかと思います。JR西日本としては安全・安定運行に努め、より安心で快適な旅を提供したい」と述べた。

国土交通大臣の太田昭宏氏も祝辞を述べ、「1973年に北陸新幹線の整備計画が決定されて以来、長年の悲願が達成されることになりました。北陸地域と首都圏が大きく近づくこととなり、北陸新幹線沿線地域の雇用活動・企業立地の活発化、生活圏の拡大など大きな効果がもたらされ、多くの観光客の呼び込みも期待されます。新幹線を通じて北陸地域が発展するものと確信しております」と語った。

JR西日本・JR東日本の発表によれば、金沢発の初列車「かがやき500号」の指定席は発売から約25秒で全席完売、続く「はくたか552号」の指定席も発売から約1分30秒で完売になったという。金沢駅構内は早朝から多くの利用者で混雑し、期待の高さをうかがわせた。「かがやき500号」「はくたか552号」ともに、ほぼ定刻に金沢駅を発車している。