日本ユニシスとユニアデックスは3月12日、日本ユニシスグループが提供しているクラウドサービス基盤「U-Cloud IaaS Select」の追加サービスとして、「U-Cloud 仮想デスクトップインフラオプション」を4月1日から提供開始すると発表した。

日本ユニシスグループは、これまでも仮想デスクトップ環境を提供するサービスを提供してきたが、今回、サービスメニューを刷新し、仮想デスクトップソフトウェアにヴイエムウェアのVMware Horizon DaaSを採用した。

同サービスは、台数に応じた仮想デスクトップ実行環境を提供する。具体的には、「クライアントOS用基盤リソース(専有環境、物理サーバ単位)」と「サーバOS用基盤リソース(共有環境、仮想デスクトップ10台分)」(提供予定)の2種類の環境を提供する。

「U-Cloud 仮想デスクトップインフラオプション」の概要

クライアントOS用基盤リソースは、ベーシックとエンタープライズの2モデルが用意されている。ベーシックは仮想デスクトップ1台あたりCPU1コア、メモリ2GBから構成される。エンタープライズは、「仮想デスクトップ1台当たりCPU1コア、メモリ2GB」または「仮想デスクトップ1台あたりCPU2コア、メモリ4GB」のいずれかの環境を選択できる。

参考価格は、仮想デスクトップ台数500台構成の場合、仮想デスクトップ1台当たり月額3750円からとなっている(税別)。