日本通信は12日、VAIOと協業して開発した、5インチAndroidスマートフォン「VAIO Phone」を13日より発売すると発表した。端末価格は税別(以下同)48,000円だが、初期費用の3,000円が別途必要となるため、一括購入価格は51,000円。

「VAIO Phone」

「VAIO Phone」は、2014年12月に日本通信とVAIOが市場投入すると発表していたAndroidスマートフォン。当時、端末の詳細やデザインについてはアナウンスされていなかったが、12日明らかになった。

前面下部と背面にVAIOのロゴを配置。カラーは黒を基調としており背面はガラス製、側面はマットな仕上がりになっている。同社は、ビジネスにもプライベートにもフィットすると説明している。また、持ちやすさ、握りやすさにも配慮されており、側面にはソフトタッチ塗装が施されている。

OSにはAndroid 5.0を搭載。カメラは、1,300万画素のメインカメラのほか、500万画素のサブカメラを内蔵し、セルフィ(自分撮り)でも美しい写真を撮影できる。

パッケージには、「VAIO Phone」専用のSIMとして、高速通信量の制限がない月額1,980円の「高速定額」、月間1GBまでの高速通信が利用できる月額980円の「ライトプラン」が用意されている。どちらも音声通話が付いており、ユーザーは任意のプランを選択できる。また、購入時には初期手数料として3,000円が別途かかる。なお、端末のみの販売は行っていない。

「VAIO Phone」専用プランのSIMカードを用意

端末代金の24回払いにも対応しており、その場合「高速定額」では端末代金2,000円と利用料金1,980円を合わせて月額3,980円、「ライトプラン」では2,000円と利用料金980円を合わせて月額2,980円で利用できる。

「VAIO Phone」の主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.0。CPUはクアッドコア、1.2GHz。内蔵メモリは2GB。ストレージは16GB。外部ストレージはmicroSD(64GB)。サイズ/重量は、幅約71.3mm×高さ約141.5mm×厚さ約7.95mm/約130g。バッテリー容量は2,500mAh。最大連続通話時間は約800分。最大連続待受時間は約500時間。バッテリーの取り外しは不可。背面には1,300万画素、前面には500万画素のカメラを内蔵。カラーバリエーションは黒1色。

通信面では、4G/LTE(2,000MHz/1,800MHz/800MHz)、3G(2,100MHz/800MHz)をサポート。そのほかIEEE802.11a/b/g/nに準拠したWi-Fi、Bluetooth 4.0、GPSに対応している。

(記事提供: AndroWire編集部)