お酒を飲みすぎると花粉症が悪化する恐れがある

スギやヒノキなどの花粉が原因で起こる花粉症。その症状があまりにもひどく、日常生活に支障をきたしている人も少なくないだろう。そこで、マスクやめがねなどの予防グッズと並行して行える、日常生活における花粉症対策を紹介しよう。

■風邪をひかない

花粉症は、「くしゃみ」「目のかゆみ」など、目と鼻に関する症状が多い。免疫反応と関係の深い粘膜組織を持つことがその理由と考えられているが、花粉症シーズンに風邪をひくと粘膜を保護する上皮が弱くなってしまう。そのために花粉症の症状がひどくなるケースがあることから、いつも以上に体調管理に気をつけよう。

■過度の飲酒をしない

多量の飲酒は、花粉症の症状である「鼻づまり」を悪化させる可能性がある。花粉症を患っているビジネスマンやOLは、仕事後の一杯はほどほどにするかできる限り避ける方が賢明だ。

■たばこを控える

風邪同様、粘膜を傷つけることがあるので喫煙も控えたい。

これらのことをしっかりと踏まえていれば、いたずらに症状を悪化させずにすむ。風邪は他人からうつされてしまうこともあるが、酒とたばこに関しては自分の意志の問題となってくる部分が大きい。ひどい花粉症に悩まされたくなかったら、まずは自分の生活習慣をしっかりと正すことが必要なのだ。

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