北日本・西日本の日本海側で続く大雪と強風の影響で、列車の運休が相次いでいる。11日も寝台特急「トワイライトエクスプレス」が大阪発・札幌発ともに運転を取りやめ、特急「北越」「いなほ」も全列車全区間運休が決まった。

485系を使用する特急「北越」も3月11日は全列車全区間運休

寝台特急「トワイライトエクスプレス」は3月12日の大阪発・札幌発の列車をもって運行終了が決まっている。しかし、10日に続き11日も、急遽の運転見合わせや広範囲にわたる長時間の運行不能などの事態に備え、大阪発・札幌発ともに運転取りやめが決定。同列車の運転はラストランとなる12日の列車を残すのみとなっている。

ダイヤ改正前日の3月13日で運行終了となる特急「北越」(金沢~新潟間)も、11日は全列車全区間運休に。同じく13日で運行を終える快速「くびき野」も、11日は全列車で新潟~直江津間が運休となる。信越本線の快速「おはよう信越」「らくらくトレイン信越」も、11日は全区間運休が決定。特急「はくたか」は運転される見込みだが、大幅な遅延や運転見合わせなどにより、上越新幹線へ通常通り接続できない場合もあるとのこと。

その他、11日は特急「いなほ」全列車と秋田~青森間の特急「つがる3・4号」が運休となる。これらの列車以外にも悪天候の影響で遅延・運休が見込まれるとのこと。最新の運行状況についてはJR西日本・JR東日本のホームページなどでも確認できる。