「Apple Watch」の発売は4月の予定だが、すでにApple Watchを利用した周辺機器が登場している。Apple Watchを腕にはめたまま充電できるバンド「Reserve Strap」だ。

Reserve Strap

Reserve Strapは、1日未満とされるApple Watchのバッテリー持続時間の問題に目をつけ開発された製品。バンドはシリコン製で、400mAhのリチウムイオンポリマー電池が組み込まれている。Apple Watch本体とは、ワイヤレス充電器で利用される電磁誘導技術を利用して充電する仕組みだ。これにより、バッテリー持続時間を125%長くできるとしている。まだコンセプトの段階にあり、今後、プロトタイプを重ねながらデザインを改良し、ほかの充電手段も提供するとしている。すでに事前オーダーを受付中。価格は249.99ドルで、同社のWebサイト、またはKickstarterから申し込める。

左のグリーン部分がリチウムイオンポリマー電池、中央のグリーン部分に電磁誘導技術を組み込みApple Watchにパワーを送る

スマートウォッチの課題はバッテリーともいわれており、各社が改良を試みている。5日~7日という製品も登場しているが、高性能になると短くなる。このため、開発元では「Apple Watchで最も不可欠なアクセサリ」とうたっている。Apple Watchにより盛り上がる周辺機器市場に先手を打った形だ。