ASUSTeK Computerは6日、PC用PCIオーディオカード「Xonar D-KARA」を日本国内向けに販売すると発表した。7日に発売し、価格はオープン。店頭予想価格は6,500円前後。

Xonar D-KARA

PCで再生するオーディオ出力とマイク入力の音声をリアルタイムでミックスできるPCI接続のオーディオカード。デジタル回路とアナログ回路を分離して配置することで、ノイズの影響を抑え。クリアな音質を実現する。

音楽のジャンルに合わせて「ロック」「ロックプロ」「バラード」「バラードプロ」「スペシャル」という5つの音質プリセットを用意する。手動で詳細な設定が可能なほか、複数のプリセットを組み合わせられる。また、音質の設定項目は6種類で、オーディオ出力の音質を変更できる。

ミックス処理用にDSP(Digital Signal Pocessor)を搭載し、各種音質効果の適用や音声のミックス処理をハードウェアで行うことで、遅延を5ms程度に抑えることができるという。

このほか、音楽のボーカル部分のみを弱める「ボーカルキャンセル機能」と全体のキーを変更できる「キー変更機能」を搭載し、市販されている音源を利用して歌の練習やカラオケを楽しむこともできる。

主な仕様は、オーディオプロセッサがC-Media CMI8786、DSPがCirrus Logic CS47028C、SN比が106dB、THD+Hが0.0013%(-98dB)、周波数特性が10Hz~48kHz、最大入出力レベルが1Vms、サンプリングレートと量子化ビット数は96kHz/48kHz/44.1kHz、24/16bit。 インタフェースは、デジタル出力としてS/PDIF出力、S/PDIF出力ピンヘッダ、アナログ出力として3.5mmステレオミニジャック×3(フロント、サイド、サブウーファー)、フロントパネルオーディオヘッダ、アナログ入力として3.5mmステレオミニジャック×2(ライン入力、マイク入力)、AUXピンヘッダ。

PCと接続インタフェースはPCI。本体サイズはW178.06×D106.15mm。