博報堂のプロダクト・イノベーション・プロジェクト「monom(モノム)」は3月6日、日付と連動して写真を表示する「Memory Clock(メモリークロック)」を発表した。発売時期は未定だが、2015年内の製品化を目指す。

Memory Clockのコンセプトモデル

Memory Clockは壁掛け時計のようなデザインで、文字盤には液晶ディスプレイが埋め込まれている。ディスプレイには、撮影された日付と連動した写真を表示。例えば、2015年3月6日には、2014年以前の3月6日に撮影された写真を表示する。

文字盤に表示する写真はクラウドサービスにアップロードされたもの。スマートフォンやパソコンなどを用いて写真をアップロードできる。Memory Clockは無線LAN(Wi-Fi)通信機能を持ち、クラウドサービスから当該日付の写真をダウンロードして表示する。クラウドサービス経由で、複数台を同期して写真を共有可能だ。

Memory Clockの詳細なスペックやクラウドサービスの名称、機能については未定となっている。電源は一般的な家庭用コンセントに接続して使用する。