来日中の女優メリル・ストリープとリラ・クロフォードが5日、ディズニー最新ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』(3月14日公開)の記者会見に出席。赤ずきん役で映画初出演を果たしたリラ・クロフォードが、オオカミ役を演じたジョニー・デップとの共演秘話を語った。

『イントゥ・ザ・ウッズ』来日記者会見に出席したメリル・ストリープ(左)とリラ・クロフォード(右)

リラは「小さい時から『一番好きな役者はだれ?』と聞かれると彼の名前を言うくらいジョニー・デップの大ファンだった」と告白し、「お会いできたこと、一緒にお仕事できたことが信じられない」と感激。そして、「才能にあふれ、たくさんのアイデアがその場で湧いて出てくるような方」と絶賛し、「劇中で、(オオカミが)ジャケットを開くとキャンディが中にあって、というのは彼のアイデア」と明かした。

また、「葉っぱがたくさん入ったバケツが私の上に落ちた時に、ジョニー・デップもオオカミの長い爪をしたまま、1枚ずつ髪から葉っぱを取ってくれたんです」と撮影中のエピソードを披露。「オーマイゴッド! ジョニー・デップが今、私の髪から葉っぱを取っている」と当時の興奮を再現し、「まるで世界の始まりから終わりまでの時間が流れていると思いましたが、たぶん15分くらい(笑)。忘れられないエピソードです」とうれしそうに振り返った。

そして、「ジョニー・デップの大ファンだった私は、よく彼が組むティム・バートン監督の作品のファンにもなった。ジョニーと共演するという大きなミッションを果たした今、次のミッションの一つとしては、ティム・バートン監督とお仕事すること」と新たな目標を掲げ、「人生でやりたいことをすでに見つけています。それはこれからも演者であり続けること」と目をキラキラさせながら語った。

メリルも「必ずやリラはずっとこの仕事を続けていくと思います。演技や歌を本当に愛し、喜びを見つけているというのは明らかです」と応援。ティム・バートン作品への出演についても、「こうやって世の中に彼と仕事がしたいと言い続ければ、絶対にティムも聞いてくれる。彼がバカでなければ、きっと電話をしてくると思います(笑)」とアドバイスを送った。

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