和歌山電鐵は3月29日にダイヤ改正を実施し、貴志川線を運行するすべての列車の運転時刻を変更する。

今回のダイヤ改正では、通学や団体などの旅客増に対応した定時運行の確保やホーム上での安全性を考慮し、一部駅での停車時分を含めた運転所要時分を見直す。これにより、1便あたりの平均所要時分は現行の平日約30分から約32分に延びる。

また、観光客が多い休日の運行をできる限り増やすとともに、コンセプト列車「たま電車」「おもちゃ電車」「いちご電車」のいずれかが運行する時刻を最大限固定化し、わかりやすさを向上させる。これにともない、通勤通学時における最混雑列車である平日朝7時台の貴志発和歌山行へのこれらの車両の運用は従来より減少するとのこと。