沼津港深海水族館はこのほど、公式Twitterにて「ユウレイイカ」の画像を公開した。

船上では生きていた「ユウレイイカ」 ※画像提供:沼津港深海水族館

冬の"珍客"、「ユウレイイカ」を捕獲

「ユウレイイカ」は、日本を含む太平洋地域の水深200~600mに暮らす深海性のイカ。細長く半透明の体をしており、内臓が外観からも透けて見える。海中をゆっくりとただよい、とても長い腕4本をゆらゆらさせながら泳ぐ姿から「ユウレイイカ」と名付けられた。眼の周りや腕の先には発光器を持っている。

以前捕獲された、「ユウレイイカ」の別個体 ※画像提供:沼津港深海水族館

今回の個体は、港までは持たなかったものの、捕獲された直後の船上では生きているのが確認された。冬に行われる深海漁では、このような"珍客"が多く見られるという。

同館の所在地は、静岡県沼津市千本港町83。