カナダのBlackBerryは3月3日(スペイン時間)、スマートフォンの新製品「BlackBerry Leap」を発表した。同社は昨年、ビジネスユーザーからの要望に応えて「BlackBerry Classic」「BlackBerry Passport」とハードウエアキーボード付きの端末をリリースしてきたが、普及価格帯をターゲットにしたLeapはソフトウエアキーボードで入力するフルタッチスクリーン端末になっている。

本体サイズは144×72.8×9.5ミリ、重さは170グラム。スリムな端末だが、容量2800mAhの内蔵バッテリーとBlackBerry 10 OS(v10.3.1)の電力管理機能の組み合わせによって「パワーユーザーの利用シナリオで最大25時間の使用が可能」としている。マルウエア対策機能を内蔵し、暗号化サポート、バックアップ機能、ワイプ/レストアなど充実したプライバシー保護機能を備える。ソフトウエアキーボードはユーザーの入力を学習してインテリジェントに候補を表示、入力エラーを修正する。

タッチスクリーンは5インチ(1280×720、294ppi)のHDディスプレイで、アスペクト比は16:9。プロセッサはQualcomm Snapdragon MSM 8960 (1.5GHz)。RAMは2GB。内蔵ストレージは16GBで、microSDカードスロット (最大128GB)を備える。背面に8メガピクセル・カメラ、前面に2メガピクセル・カメラを搭載。ワイヤレス機能は、Wi-Fi (802.11 /b/g/n)、Bluetooth 4.0 LEなど。BlackBerry Blend、BlackBerry Assistantなどをサポート。アプリストアとしてBlackBerry WorldとAmazon Appstoreを使用できる。