NECは3月3日、中小規模システム向けに、各種ハードウェアを24時間365日の監視を行うサービスをパッケージ化した「Platform運用監視パック」の販売を開始した。

同サービスは、サーバやネットワーク機器の監視機能を搭載した監視専用サーバと、監視対象機器に対する初期設定サービス、3年間のリモート監視サービスを含んだもの。

ユーザーは、自社のネットワーク上に監視専用サーバを設置するだけで、24時間体制での対象機器の監視、ハードウェア障害やシステムダウンなど、重大な障害が起きた場合の障害情報連絡の受け取り、保守員の駆けつけ対応サービスを受けることができる。

「Platform運用監視パック」の提供イメージ

具体的には、ハードウェア障害やシステムダウンが発生した時は監視専用サーバから自動的にサポートセンターへ通報する。通報を受けたサポートセンターは、ユーザーが登録した管理者に障害内容の連絡を行うほか、必要に応じて保守員が駆けつけて対応を行う。

なお、24時間の駆けつけ対応サービスを利用するには、別途保守契約の締結または保守パックの購入が必要。

また、監視サーバ構築や設定作業、通報テストといった作業は、専門のエンジニアがユーザーの機器設置場所で行う。そのため、事前にユーザが行う作業を短縮され、短期間での簡単導入を実現する。

「Platform運用監視基本パック」の価格は81万8000円から、1ノード追加ごとの初期設定費とリモート監視サービスを含む「Platform運用監視ノード追加パック」の価格は7万2000円から(いずれも税別)。