北総鉄道は3日、7260形の営業終了とさよならイベントの開催について発表した。京成電鉄3300形が2月28日のさよなら運転をもって廃止されたのに続き、北総鉄道にリースされた元京成電鉄3300形も引退が決まった。

北総鉄道7260形。京急線内で快特として運転されることも

同車両が北総鉄道に導入されたのは2006年3月。その際に3300形から7260形へ改番されている。現在は8両固定編成(4両編成2編成を連結)で運用され、北総線から京成線・都営浅草線・京急線へ直通運転も行う。優等列車の運用に就き、京急線内で快特として運転されることもあった。しかし、運転開始から約46年経過したこともあり、このほど引退が決定。3月22日が営業運転最終日となる。

同日に7260形さよならイベントも開催され、北総鉄道の車両基地にて車両撮影会を実施。イベントへの参加は応募はがきによる事前応募制で、締切は3月13日(当日消印有効。応募は1組1枚限り)。抽選で200名を招待する。イベント当日の集合場所は印西牧の原駅改札口とのこと。車両撮影会の他に貸切列車の運転も行われ、体験乗車も可能。貸切列車は印西牧の原~矢切間を1往復する予定だ。