米Microsoftは3月2日(米国時間)、普及価格帯向けスマートフォン「Lumia 640」と「Lumia 640 XL」を発表した。どちらもWindows Phone 8.1を搭載し、今年後半にWindows 10へのアップグレードが提供される。Lumia 640は4月発売予定で、推定価格は3Gモデルが139ユーロ(約18700円)、LTEモデルが159ユーロ(約21400円)。Lumia 640 XLは3月発売予定で、推定価格は3Gモデルが189ユーロ(約25400円)、LTEモデルが219ユーロ(約29400円)となっている。どちらの機種にもOffice 365 Personalの1年間のサブスクリプションが付属する。

「Lumia 640」

「Lumia 640 XL」

Lumia 640は本体サイズが141.3×72.2×8.8ミリで、重さは145グラム(LTEモデル)。5インチのHD対応ディスプレイ(1280×720、294ppi)を搭載する。プロセッサはSnapdragon 400(クアッドコア、1.2GHz)で、RAMは1GB。ストレージは8GB、microSDカードスロット(最大128GB)も備える。背面のメインカメラが8メガピクセルに強化された(Lumia 635は5メガピクセル)。F2.2レンズ、LEDフラッシュを備える。フロントカメラは0.9メガピクセル(F2.4レンズ)だ。ワイアレスは、Wi-Fi (802.11 b/g/n)、Bluetootn 4.0、NFCなど。バッテリー容量は2500mAhで、取り外して交換することが可能。

Lumia 640 XLは5.7インチディスプレイ(1280×720、259ppi)を装備し、本体サイズは157.9×81.5×9ミリで重さは171グラム(LTEモデル)。背面に13メガピクセル(F2.0レンズ)、前面に5メガピクセル(F2.4レンズ)のカメラを搭載。バッテリー容量が3000mAhである他は、プロセッサやワイアレス機能はLumia 640と共通だ。

「Universal Foldable Keyboard」

Microsoftはまた、折りたたみ可能なフルサイズキーボード「Universal Foldable Keyboard」も発表した。接続方式はBluetooth 4.0で、Windows Phone/Windowsタブレット、iOSデバイス、Androidデバイスをサポートする。開くと自動的にタブレットやスマートフォンに接続し、折りたたむとオフになる。開いた状態のサイズは295.1×125.3ミリ、厚さは約5ミリ。折りたたむと147.6×125.3×11.5ミリになる。