タレントの榊原郁恵が、3月30日からスタートするフジテレビ系連続ドラマ『プラチナエイジ』(毎週月曜日~金曜日 13:25~13:55)に主演することが2日、明らかになった。女優の池上季実子、宮崎美子らとのトリプル主演で、榊原と池上は昼ドラ初出演となる。

左から、榊原郁恵、池上季実子、宮崎美子

本作は湘南を舞台に、それぞれ人生の大きな岐路に立とうとしている3組の60代夫婦の"友情"を描く青春ドラマ。榊原は、面倒見の良い性格からみんなに慕われ、小さな幸せのある生活に満足していたが、台所のリフォームのため家にくるようになった建築家・森山に心引かれていく主婦・伊佐山香織役。その友人で、湘南で輸入家具店を経営し、夫婦仲良く過ごしてきたが、ある時夫が認知症になってしまう速水智恵子を池上が演じる。宮崎美子は、ひょんなことから人生に嫌気が差し、ホストクラブの男に入れ込むようになる岩村和子という役どころだ。

初めて実年齢より上の役を演じるという榊原は、「未知の世界ではありますが、とてもやりがいを感じています」と、充実している模様。さらに、「お昼のドラマって刺激的な内容が多く、毎日気になって見てしまう感じなので、今回もぜひそうなってほしいですね」と語った。60代の青春が主題となっていることに池上は、「さまざまなテーマもりだくさんのお話をコミカルにメリハリつけて演じられたら、皆さまに何かを伝えられたらと思っております」とコメント。突然ホストに熱を上げる主婦を演じる宮崎は、「そのギャップもおもしろいと思います」としながらも、「まったく違う60代3組の夫婦がさまざまな出来事に直面し、葛藤しながらも友情を深めていくなど心温まるストーリーになっていますので、ぜひ期待してください」と意気込む。

市野直親プロデューサーは、「年齢を重ねたからこそ感じる、夢や冒険心を描く60歳の青春ドラマです。なんの変哲もない毎日こそ、ドラマはあふれていると思います」と企画を振り返る。「プラチナエイジ」を迎えた主人公たちが、人生を輝かせるため真剣に生きる姿が描かれる。