NTTドコモは、本日1日、最大1Gbpsの高速通信が使い放題の光ブロードバンドサービス「ドコモ光」とインターネット接続サービス「ドコモnet」の提供を開始した。あわせて携帯電話回線をセットで契約することで、月々の利用料金を割引く「ドコモ光パック」も開始した。

「ドコモ光パック」イメージ

ドコモ光

ドコモ光は、光ブロードバンドサービスのみ利用できる「ドコモ光単独型」(インターネットサービスプロバイダ(ISP)との契約が別途必要)とドコモが提携するISPのサービスをセットにした「ISP料金一体型」の2種類がある。「ISP料金一体型」はISPによって、タイプA、タイプBの2種類にわかれ、今回サービスを開始した「ドコモ光とドコモnet」のセットはタイプAに該当する。タイプBは6月提供開始予定。

利用料金は、「ドコモ光単独型」が戸建向けで月額5,000円、マンション向けで同3,800円。「ISP料金一体型 タイプA」は戸建向けが同5,200円、マンション向けが同4,000円。「ISP料金一体型 タイプB」は戸建向けが同5,400円、マンション向けが同4,200円となる。このほか、別途工事費用がかかる。

ドコモ光パック

「ドコモ光パック」は携帯電話回線とのセット契約で、月々の利用料を割り引くサービス。2014年6月にスタートした新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」の契約ユーザーが対象となる。割引額は、新料金プランで契約する毎月の利用可能データ量に応じて異なり、この利用可能データ量が多い契約ほど、割引額が多くなる仕組み。個人利用ではなく、家族でデータをシェアしている場合も同割引は適用される。

具体的には、新料金プランにおいて、毎月の利用可能データ量が5GB(個人利用)の「データMパック」を契約している場合の毎月の割引額は800円、毎月の利用可能データ量が8GB(個人利用)の「データLパック」を契約している場合の毎月の割引額は1,000円といったように増えていく。

ドコモ光パックの利用料金は以下のとおり。ただし、下表の月額利用料は、ドコモ光の利用料と、携帯電話・スマートフォンのデータ定額を合算したものとなり、実際の月額利用料としては、音声定額分が加算されることになる。

戸建向け「ISP料金一体型 タイプA」の2年契約時ドコモ光パック利用料金(全て税別)
区分 パック名称 スマホ・携帯電話
利用可能データ量
月額利用料
1人向け 光データSパック 2GB/月 8,700円
光データMパック 5GB/月 9,400円
光データLパック 8GB/月 10,900円
家族向け 光シェアパック10 10GB/月 13,500円
光シェアパック15 15GB/月 15,900円
光シェアパック20 20GB/月 18,700円
光シェアパック30 30GB/月 24,500円
らくらくスマートフォン向け 光らくらくパック 200MB/月 7,200円
マンション向け「ISP料金一体型 タイプA」の2年契約時ドコモ光パック利用料金(全て税別)
区分 パック名称 スマホ・携帯電話
利用可能データ量
月額利用料
1人向け 光データSパック 2GB/月 7,500円
光データMパック 5GB/月 8,200円
光データLパック 8GB/月 9,700円
家族向け 光シェアパック10 10GB/月 12,300円
光シェアパック15 15GB/月 14,700円
光シェアパック20 20GB/月 17,600円
光シェアパック30 30GB/月 23,500円
らくらくスマートフォン向け 光らくらくパック 200MB/月 6,000円