米IBMは2月24日(現地時間)、新しいモジュラー・モバイル・ソリューションとして「IBM MobileFirst Platform」を発表した。

「IBM MobileFirst Platform」では、アプリケーションの利用状況やフィードバックを収集し、センチメント分析やクラッシュ解析を行うことができるほか、ユーザー認証の使用、アプリ発行元認証のサポート、ローカル・データの暗号化、アプリ・スキャンの実行を行う。

また、近接性を検知可能なモバイル用アプリを開発して同ソリューションを利用すると、デジタルなエンゲージメントや物理的な存在から得られる洞察を活かし、関連性やコンテキストに基づくモバイル体験を提供する。そのほか、データ・リッチな「アプリケーション-Cloudantモジュール」を通じてモバイル・データを提供することで、企業システム内のデータを保存・同期・拡張・接続可能にする。

クラウドあるいはデータセンターで提供されるモバイル・プラットフォーム・サービスの包括的セットにより、IT部門はIBM MobileFirst Platformを既存のアプリケーションに組み入れることができ、ユーザーはいつでも、どこからでもプラットフォーム機能を利用できるという。