敏感肌専門ブランド「decencia(ディセンシア)」を展開するポーラ・オルビスグループのdecenciaはこのほど、タバコ・排気ガス・PM2.5などの「環境ストレス」が肌へ与える影響についての発表を行った。

秋田県と神奈川県の敏感肌女性の肌比較例

環境ストレスが、目もとや小鼻のくすみを助長

「環境ストレス」にはさまざまな要素があるが、喫煙や、大気汚染の原因となる「ばい煙」(物の燃焼に伴って発生する煙とすす)もその一つとされている。同社では「ばい煙発生施設数」が少ない東北地方(秋田県)在住で「喫煙歴無し」の女性の肌と、秋田県と比べ「ばい煙発生施設」が1.8倍である首都圏(神奈川県)在住で「喫煙歴有り」の同年齢の女性の肌を調査比較した。

その結果、首都圏在住女性の肌は、目もとや小鼻にくすみが目立ち、また老化による黄ぐすみも進行していることがわかった。

また、近年の夏の肌環境は、紫外線の増加やオゾン量の減少などからも過酷になっており、肌機能が落ち、外部環境の影響を受けやすくなっている敏感肌をますます悪化させる可能性がああることもわかった。

これを受け同社では、タバコ・化学スモッグ・排気ガスなどの環境ストレスを浴びると体内に作られ、シワなど肌老化を進めてしまう肌ストレス因子(MMP1)の発生を抑制する、オウゴン根エキス配合の夏用ベースメイク商品などの発売を予定しているという。