ソフトバンクモバイルは25日、通信制限に関する条件を一部変更し、「スマ放題」のSoftBank 4G/SoftBank 4G LTE端末向けプランを契約しているユーザーに対して、直近3日間で1GBの高速通信を利用した際の通信制限を撤廃した。なお、旧プランである「ホワイトプラン」や、3G端末向けの「スマ放題」プランなどは従来通り直近3日間での通信制限が継続される。

旧プランである「パケットし放題フラット for 4G LTE」などは従来通り

ソフトバンクモバイルでは、ユーザーがそれぞれ契約している高速通信プランとは別に、直近3日間で1GBを超える高速通信の利用があった場合、通信速度を低速化する通信制限をかけていた。

こうした通信制限が撤廃されたのは、新料金プラン「スマ放題」のSoftBank 4G/SoftBank 4G LTE向け「データ定額パック」ユーザーのみであり、旧プランである「ホワイトプラン」の「パケットし放題フラット for 4G LTE」、3G端末向けの「データ定額パック(3Gスマホ)」、「データ定額パック・標準」などは継続して通信制限がかけられている。

通信制限を一部撤廃した理由について同社広報部に問い合わせると、「ネットワークの状況を見つつ、一部撤廃しても大丈夫だろうという結論に至った」との回答だった。また、旧プランについても、「今後もネットワークの状況を見つつ、検討していきたい」とのこと。

NTTドコモKDDI(au)はすでに、直近3日間で1GBの通信制限について撤廃、緩和を発表しているが、ソフトバンクモバイルがこれに続いた形となる。

(記事提供: AndroWire編集部)