FFRIと、JBCCホールディングスの事業会社でJBグループのマネジメントサービス事業を担うJBサービス(JBS)は2月26日、サイバー攻撃対策ニーズの高まりに合わせ、JBSの運用監視センター「SMAC」で提供するセキュリティ対策サービスの強化をFFRIが支援することで合意に至ったと発表した。

JBSは、2015年4月、東京、大阪のSMACにSOC機能を追加し、従来のウイルス対策ソフトでは検知不能な未知のマルウェアの感染を検査する標的型攻撃マルウェア検査サービスをはじめとしたSOC支援サービスをスタートする。さらに、それにあわせ、セキュリティ対策サービスメニューの拡充をすすめる予定だ。

また、SMACでの運用支援メニューに、標的型攻撃対策ソフトウェア「FFR yarai」などFFRIのセキュリティ対策製品の導入・運用支援サービスを追加し、セキュリティ関連ビジネスの拡大を図る。

具体的には、セキュリティインシデント発生時には、SMACと全国のサービス拠点が連携し、リモートだけでなくオンサイトでの対応も可能な体制を構築。

JBSのインシデント対応人員が迅速で的確な対応できるように、FFRIはインシデント対応に必要なスキルを身に付けるための専門的なトレーニングをJBSに提供し、セキュリティ脅威に関するリスク分析やマルウェア解析等のノウハウを共有する。