メルセデス・ベンツ日本はこのほど、新ブランド「メルセデス・マイバッハ」の第1弾となる「メルセデス・マイバッハ Sクラス」を発表した。1920年代以降、美しいスタイルと贅を尽くした高級感で人々を魅了した伝説の名車「マイバッハ」が新しく生まれ変わった。

「メルセデス・マイバッハ Sクラス」

「メルセデス・マイバッハ」は、メルセデス・ベンツブランドの傘下で、「究極のエクスクルーシブ性」を追求する威厳と風格を備えたブランドに。メルセデス・ベンツによる最新鋭のテクノロジーを備え、プレステージ感あふれるデザインとクラフトマンシップによって仕上げられたインテリアを特徴とする。

「メルセデス・マイバッハ Sクラス」のエクステリアは、メルセデス・ベンツのフラッグシップである「Sクラス」のロングモデルと比べて、ホイールベースをさらに20cm延長。リアのドア幅は66mm狭められ、Cピラーに三角窓が移設された結果、ドア開口部より後方にリアシートが位置する。これにより、外からの視線を遮りながら心地良い居住性を確保した。

インテリアは最高の素材で仕上げたウッドトリムがリアシートを囲み、高級感を演出。センターコンソールのウッドトリムに「MAYBACH」のレタリング、フロントセンターアームレストとリアアームレストに「Maybach Manufaktur」のエンブレムが飾られる。20cm延長されたホイールベースはすべて後席の快適性向上にあてられ、リアシートは座面の下からせり上がるレッグレストを備え、スイッチ操作でバックレストが43.5度までリクライニング可能な「エグゼクティブシート」を採用している。

ラインアップは、4.7リットルV8直噴ツインターボエンジンを搭載する「S 550」と、6.0リットルV12ツインターボを搭載する「S 600」の2タイプ。価格は「メルセデス・マイバッハ S 550」が2,200万円、「メルセデス・マイバッハ S 600」が2,600万円(ともに税込)となっている。