阪急電鉄はこのほど、梅田駅の改札内・改札外に設置されたコインロッカーの約7割を「PiTaPa」対応のキーレスロッカーに刷新すると発表した。あわせてスマートフォンやパソコンからコインロッカーの空き情報を検索できるシステムも導入するという。

阪急梅田駅に導入されたPiTaPa対応キーレスコインロッカー

新たに導入されるコインロッカーは、荷物預入れ時に発行されるQRコード付きのレシートが鍵の役割を果たし、QRコードをリーダーにかざすと開錠できるしくみ。「PiTaPa」で支払う場合、「PiTaPa」カードがそのまま鍵の代わりとなる。阪急梅田駅の16カ所にあるコインロッカーのうち、543個をこのタイプに入れ替えるという。従来型ロッカーも233個残る。

コインロッカー空き情報検索システムは、とくに稼働率の高い1階高速バスのりば前や3階アズナス横、1階紀伊国屋西側、1階東ABCマート側の4カ所に導入。空き情報検索モニターを設置し、どのロッカーが利用できるかひと目でわかるようにする。2月26日以降、阪急電鉄ウェブサイト内「阪急電鉄 鉄道駅ナカ沿線おでかけ情報」にアクセスすることで、スマートフォンやパソコンからも検索できるとのこと。