クロス・マーケティングはこのほど、「食品の機能性表示に関する調査」の結果を発表した。同調査は2月17日、東京都内に在住する40~49歳の女性200名(専業主婦、アルバイト、パート、無職の人)を対象にインターネット上で実施したもの。

「機能性表示制度の認知度」

まず、4月に開始する「機能性表示制度」の認知度について調査。その結果、内容を理解している人は全体の6.0%にとどまり、言葉のみ知っている人(37.5%)を含めても43.5%と半数以下となった。ただし、普段の食生活において「健康面にとても気をつけている」人に限ってみると、内容を理解している人は21.9%と全体の3倍以上の結果となっている。

「機能性表示商品の購入意向」

機能性表示商品の購入意向では、「間違いなく購入する」が6.0%、「試しに1回は購入するかもしれない」が56.0%を占めた。半数以上の人が表示されている商品に興味・購入意向を持っていることがうかがえる。

「食品・飲料などのジャンル別、機能性表示商品の購入意向」

また、「どのような食品・飲料に機能性表示がされていると購入したいか」との質問では、「牛乳・乳製品」と「発酵食品」がともに62.1%でトップ。次に「野菜」(52.4%)、「飲料(牛乳・乳製品を除く)」(51.6%)が続いた。