サイボウズスタートアップスは2月24日、同社が提供している安否確認サービスの最新版「安否確認サービスVer.7」をリリースした。

今回のバージョンでは、アクセスが集中する前からサーバをスケールアップさせて、堅牢牢性を強化した。一般的に安否確認システムでは、地震発⽣生時に想定を上回るアクセスが集中することで、システムが安定的に動作しないなどの問題点が常に指摘されている。安否確認サービスは従来、利用者のアクセスが急増するとそれを処理理するためのシステムを自動拡張する「アクセス集中時⾃自動拡張機能」を有していたが、今回のバージョンアップでそれに加え「地震発⽣生時⾃自動拡張機能」を実装した。この機能により、地震発生自体をきっかけとして、安否確認サービスにアクセスが集中するタイミングより早く、システムを拡張する。

「アクセス集中時⾃自動拡張機能」

添付ファイルに対応

また、今回のバージョンアップで添付ファイルに対応したことで、従来のテキストデータに加え、画像での連絡・報告が可能となった。建物や社内設備の損壊状況など、テキストで伝えるには煩雑な情報も画像での意思疎通ができるようになるほか、緊急時マニュアルとして、Word、PDFファイルを常時アップロードしておくことも可能。

安否確認サービスの価格は、50ユーザーで月額6,800円~。