ソニーは2月24日、エントリー層向けのハイレゾ対応ポータブルヘッドホンアンプ「PHA-1A」を発表した。発売は3月21日の予定で、価格はオープン。推定市場価格は税別30,000円前後。

PHA-1A

PHA-1Aは初めてポータブルヘッドホンアンプ(ポタアン)を使う人に向けて開発された製品で、本体厚18.5mm、重量約300gの薄軽設計を特徴としている。DACチップにWolfson WM8740を採用し、192kHz/24bitのハイレゾ音源の再生に対応する(DSD再生には非対応)。

高精度のクロックジェネレーターを搭載し、USB 2.0に対する非同期伝送方式を採用。DACチップに対してピュアなクロックを供給することで、DA変換後の音質を向上させている。

ハイレゾ対応のウォークマンやXperiaシリーズ、iPhone/iPadとはデジタル接続が可能だ。バッテリー駆動時間は約6時間で、PHA-1A本体の充電時には、接続したウォークマンにも同時に充電できる。

コンパクトな設計を特徴とする

2段階のGAIN切り替えスイッチを装備。パソコンともUSBで接続できる

ウォークマン A10シリーズと接続した様子

さらに、ヘッドホン「MDR-1A」を接続した様子