マカフィーは2月19日、中小規模企業向けの低コストかつ包括的なセキュリティスイート製品「McAfee Endpoint Protection for SMB(マカフィー エンドポイント プロテクション フォー エスエムビー)」を23日より提供すると発表した。

同製品は、マカフィーが提唱するSecurity Connected戦略のもと、独自のクラウド型リアルタイム脅威データベース「McAfee Global Threat Intelligence(GTI)」のリアルタイムに更新される世界規模の脅威情報を活用。これにより、中小規模企業でも大企業と同水準のセキュリティレベルを実現させる。また、将来、必要に応じて同社のほかのセキュリティモジュールを追加できるため、企業のニーズに合わせてセキュリティシステムの拡張も可能となる。

また、製品に含まれるセキュリティ管理ソリューション「McAfee ePolicy Orchestrator」は、クラウドベースの管理機能もしくは従来のオンプレミス型の管理機能のどちらも使用することができ、顧客の環境に合わせた管理方法を選択できる。

クラウド機能を利用する場合エンドユーザーは、 Web ブラウザベースの管理画面からセキュリティポリシーの設定などを管理できるようになる。管理サーバーはクラウド上に配置されるので、 自社内に管理サーバーを用意する必要がなく、ハードウェアや運用にかかるコストを大幅に削減できる。

エディションは、対応機能の異なるEssentialとAdvancedの2つが用意され、どちらも新規購入ライセンスだけでなく、他社のエンドポイントセキュリティを導入している企業向けに、価格を抑えた乗り換え用ライセンスも提供する。

EssentialとAdvancedエディションの違い

101から250ノードで1年契約の場合の1ノードあたりの年間価格(税別)は、Essential(新規)が3380円~、Essential(乗換え)が2190円~、Advanced(新規)が6760円~、Advanced(乗換え)が4390円~となる。