絵本『ちいさなうさこちゃん』(第1版、1955年)

朝日新聞社は4月15日~5月10日、松屋銀座(東京・銀座)にて「誕生60周年記念 ミッフィー展」を開催する。

同展は、オランダの絵本作家であるディック・ブルーナ氏が描いたキャラクター「ミッフィー」の誕生60周年を記念して開催される。

1955年に初めて出版された絵本『ちいさなうさこちゃん』(第1版)の原画を世界に先駆けて公開するほか、1963年に作り直され、現在も刊行されている『ちいさなうさこちゃん』(第2版)の原画も展示する。描き方の違う2作品を並べて見ることができる、初めての機会となるという。

また、ミッフィー以前に製作された1953年の初期絵本『りんごぼうや』や『きいろいことり』のほか、ミッフィーシリーズの『うさこちゃんのさがしもの』や『うさこちゃんとあかちゃん』を含む6タイトルなど、合計で約300点の原画やスケッチなどを展示する。

ほかにも、ブルーナ氏が若い頃に描いた油彩画や、妻であるイレーネさんのために描いた「朝食メモ」なども展示し、ブルーナ氏の新たな一面を紹介するとのこと。

絵本『ちいさなうさこちゃん』(第2版、1963年)

さらに、世界中でミッフィーの60周年を祝うイベント「ミッフィー・アートパレード」の日本からの参加作品も展示。同イベントには、「気仙沼ニッティング&ほぼ日刊イトイ新聞」など日本からは15組のクリエイターが参加している。また、"ファースト・ミッフィー"をモチーフにしたフィギュアや60周年記念のぬいぐるみなど、展覧会限定のオリジナルグッズも約400アイテムをそろえるという。

同展の開催時間は各日10時~20時(最終日は17時閉場)で、会期中無休。入場は閉場の30分前までとなる。入場料金は一般1,000円、高大生700円、中学生500円、小学生300円。ローソンチケットなどで4月14日まで取り扱う前売り料金で、一般700円、高大生500円、中学生400円となる。なお、小学生未満は無料。

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