東芝は、NFC機能を搭載したSDHCメモリカードを21日より発売する。専用アプリをダウンロードしたスマートフォンやタブレット端末で本体をかざすと、保存されている写真などを閲覧できる。8GB/16GB/32GBの3モデルが用意されており、価格はオープン。税込みの店頭予想価格は、8GBが2,000円代半ば、16GBが3,000円代半ば、32GBが6,000円台後半から7,000円前後となっている。

NFC搭載SDHCメモリカード

同製品は、NFC機能を搭載したSDHCメモリカード。NFCを搭載したSDHCメモリカードを商品化したのは世界で初めて(2015年1月6日現在、同社調べ)だという。無料の専用アプリ「Memory Card Preview」をダウンロードしたスマートフォンやタブレット端末をかざすことで、保存されているデータなどを閲覧できる「プレビュー」機能を搭載している。保存されている写真は最大16枚までのサムネイルで表示されるほか、メモリカードの空き容量なども確認できる。

専用アプリ「Memory Card Preview」の利用イメージ

主な仕様は次の通り。インターフェースは、SDインターフェース規格 UHS-I。NFCは、NFC Forum Type 3 Tagに準拠。周波数は13.56MHz。サイズ/重量は、高さ約32.0mm×幅約24.0mm×厚さ約2.1mm/約2g。対応するスマートフォンは、NFC対応のAndroid(4.0から4.4)スマートフォン。

専用アプリ「Memory Card Preview」は、Google Playからダウンロードでき価格は無料。対応OSはAndroid 4.0以上。

(記事提供: AndroWire編集部)