マツダ新型「ロードスター」のファンイベント「マツダ ロードスター THANKS DAY in JAPAN 2nd」が11日からスタートした。新型「ロードスター」のプロトタイプが展示され、開発陣によるトークセッションや、実車への乗車体験などが行われた。

マツダ新型「ロードスター」(プロトタイプ)が屋外へ

昨年9月に世界初公開された4代目の新型「ロードスター」は、今年6月頃の発売が予定されており、3月20日からウェブ先行商談予約も開始される。主要諸元(開発目標値)も公開され、全長3,915mm、全幅1,730mm、全高1,235mm、エンジンタイプは「SKYACTIV-G」1.5リットル直噴ガソリンエンジンとされている。

新型「ロードスター」への乗車体験も行われた

「マツダ ロードスター THANKS DAY in JAPAN 2nd」第1回は横浜市のマツダR&Dセンター横浜で、午前・午後に分かれて実施された。午後の部には、「ロードスター」開発主査のマツダ商品本部、山本修弘氏も出席。イベントスペースに展示された新型「ロードスター」の乗車体験では、山本氏が自ら操作方法などを説明し、参加者と交流を図る姿が見られた。

デザインやパッケージの概要説明も行われた。「新型ロードスターでは、FRの2人乗りオープンカーに専用プラットフォームを新設計するという、自動車業界では非常識なことをやっています」「性能を良くして省スペースに収め、かつ軽量化までやり遂げるには、最初からすべて作り直すしかないと考え、すべて新設計としました」など、開発陣の説明に参加者らも興味深く聞いている様子だった。

イベントの最後には、参加者らの後押しで新型「ロードスター」を屋外へ移動させた後、さらに山本氏の操作でエンジン音を披露するという"サプライズ"も。屋外で見る新型「ロードスター」の外観は、屋内とはまたひと味違った魅力が感じられ、参加者から「これが走っていたら思わず振り返りそう」との声も聞かれた。

「マツダ ロードスター THANKS DAY in JAPAN 2nd」は2月に大阪・静岡・愛知で第2~4回を開催。3月は9日に愛知で第5回を開催した後、14日の第6回は再びマツダR&Dセンター横浜で行われる(各回とも午前・午後に分けて実施)。3月開催の第5・6回は応募受付期間が2月19日までとなっており、特設サイトから申込み可能。応募者多数の場合は抽選となる。