NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、2014年7月に海外で提供を開始したNFV(Network Functions Virtualization)技術を活用したネットワークサービス「Arcstar Universal One アドバンストオプション」を、2月9日より、国内で提供開始すると発表した。

NFV技術を活用したネットワークサービスは、ポータル画面を通じて顧客自らがオンデマンドで利用開始や設定変更を行うことを可能にしている。

提供するのは、ファイアウォール機能、不正侵入防御機能、URLフィルタリング機能など、必要なセキュリティ機能をパッケージ化した「セキュアインターネットゲートウェイ」、物理的に離れた拠点間の通信において、遅延などにより発生するアプリケーションパフォーマンスの低下を改善する「アプリケーション高速化」、「IPSEC VPNゲートウェイ」、「SSL VPN」。

セキュアインターネットゲートウェイサービスを国内拠点で利用した場合

同社では、アプライアンス機器の購入や設定作業を行っていた従来に比べ、導入コストの削減、納期短縮、運用オペレーションの稼働削減など、様々な効果が期待できるとしている。