名字検索サイト「名字由来net」はこのほど、「都道府県別ランキング3000」に続き、無料で身近な名字の由来を書き込むことができる「みんなの名字の由来」を公開した。名字由来netアプリは、2月中旬の予定となる。

「みんなの名字の由来」画像イメージ

日本の名字の、

「みんなの名字の由来」は、日本の名字の、深く知り得なかった情報を無料で共有できる機能。ユーザーが持っているの個人的な名字の情報を気軽に書き込むことが可能になり、これにより日本全国の同じ名字同士の人と情報を共有することができるようになった。

今までその家にのみ伝承されていた「ご先祖様からの口伝・言い伝えなど自身の家の名字の由来」「出身地や○○さんの多い地域」などを情報公開することにより、多くのユーザーに自分が持っている名字の深いルーツに関して知ってもらうことが可能だという。

また、他県に住み、交流のなかった同様の名字の人が書き込んだ由来を知ることで、自分の家に伝わっている口伝と同じことを確認でき、遠縁とつながるなどの発展的な機会を得ることもできる。そのほか、「名字の変わった読み方」を書き込むことができ、通常では読めない、自分の家でしか聞かない名字の読み方などをわかりやすく開示することも可能とのこと。

すでに書き込まれているものには、"「川島」さんのみんなの名字の由来"として、「祖父から聞いた話では、川島皇子に由来するとのこと。滋賀県出身で、地元の神社は川島皇子が祭神になっています。また、この神社の周辺には川島姓が集中しています」。"「司茂」さん"は、「(言い伝え)古くは京都。賀茂川周辺。神官(関連)職。平家落人。現在は東京に本家」。"「入間田」さん"は、「御先祖様は平氏であり、「たいらのいるたま」が変化して成ったようです。近世では宮城県の伊達藩に仕えています。槍の名手だったようで、実家には大量の槍や馬具武具があります」などがある。