キヤノンは2月6日、コンパクトデジタルカメラ「IXY」シリーズの新モデル「IXY 640」「IXY 170」「IXY 150」を発表した。発売はIXY 640とIXY 170が4月下旬、IXY 150が2月19日。いずれも価格はオープンとなっている。

IXY 640

IXY 640は、2014年2月発売の「IXY 630」の後継モデル。撮像素子を有効2,020万画素の1/2.3型CMOSセンサー(裏面照射型)に刷新した。Wi-FiとNFC(近距離無線通信)をサポートしており、同日発表のフォトストレージ「Connect Station」にも対応する。

IXY 640(左からブラック、シルバー)

主な仕様は撮像素子が有効約2,020万画素の1/2.3型CMOS(裏面照射型)で、レンズが焦点距離25-300mm(35mm判換算時)の光学12倍ズーム、開放F値がF3.6-F7.0、画像処理エンジンは「DIGIC 4+」、対応感度がISO80~ISO3200となっている。

背面のモニターは約46.1万ドット・3型の液晶方式で、動画はフルHD(1,980×1,080)/30fpsの記録に対応し、記録形式はMP4(MPEG-4 AVC/H.264)。利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカードとなっている。サイズはW99.6×D22.8×H58mm、重量はバッテリーとメモリーカードを含む状態で約147g。カラーはブラックとシルバー。推定市場価格は税別21,800円だ。

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IXY 170

IXY 170は、2014年2月発売の「IXY 140」の後継モデル。IXY 140は焦点距離24-240mm(35mm判換算時)の光学10倍ズームだったが、新モデルのIXY 170では焦点距離25-300mm(35mm判換算時)の光学12倍ズームとなった。

IXY 170

主な仕様は撮像素子が有効約2,000万画素の1/2.3型CCDで、レンズが焦点距離25-300mm(35mm判換算時)の光学12倍ズーム、開放F値がF3.6-F7.0、対応感度がISO100~ISO1600となっている。背面のモニターは約23万ドット・2.7型の液晶方式。動画はHD(1,280×720)/25fpsの記録に対応。サイズはW99.6×D22.6×H57.6mm、重量はバッテリーとメモリーカードを含む状態で約141g。そのほか、画像処理エンジンや動画の記録形式、記録メディアなどの仕様はIXY 640とほぼ共通。カラーはブラックとシルバー。推定市場価格は税別16,800円だ。

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IXY 150

IXY 150は、2014年2月発売の「IXY 120」の後継モデル。撮像素子が有効約2,000万画素の1/2.3型CCDセンサーとなった。

IXY 150

主な仕様は撮像素子が有効約2,000万画素の1/2.3型CCDで、レンズが焦点距離28-224mm(35mm判換算時)の光学8倍ズーム、開放F値がF3.2-F6.9、対応感度がISO100~ISO1600となっている。サイズはW95.2×D22.1×H54.3mm、重量はバッテリーとメモリーカードを含む状態で約127g。背面のモニターや画像処理エンジン、動画の記録形式などはIXY 170とほぼ共通。カラーはシルバーとレッド。推定市場価格は税別11,800円だ。

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