マイナビは2月10日(火)、パレスサイドビル 東コア2F マイナビルームS(東京都千代田区)において、マイナビニュース「スマートデバイス活用セミナー」を開催する。参加費は無料。

同セミナーの基調講演には、自治体のオープンデータ化において豊富な実績を持つ、株式会社jig.jp 代表取締役社長 福野泰介氏と、観光事業分野での位置情報の活用を積極的に推進している、株式会社近畿日本ツ-リスト沖縄 代表取締役社長を務める福岡卓氏を招聘。本セミナーでは、地図情報、位置情報に焦点を当て、先進的な事例を手掛けた有識者により、最新技術や活用事例、サービス設計の考え方などが、自治体は勿論、経営者やマーケティング担当者、開発者に向けて紹介される予定だ。

これからのウェブに欠かせないキーワードである「位置情報」について語られる本セミナーは、開催まであと数日と迫る中、多数の申込を受け、予定されていた定員を2倍に拡大したとのことだ。

「Web 2.0」という言葉が流行りはじめた2005年以降、Webと現実との距離は急激に縮まり、その中心にあったのが地図サービスである。表示地域、縮尺を瞬時に変更できるなど、利便性が劇的に向上し、瞬く間にユーザーの生活に浸透した。それから約10年、地図サービスは大きな進化を遂げ、活用シーンも大きく拡大している。今や、その活用法いかんによって、アプリケーションの質が決まるといっても過言ではないと言える。

今回のセミナーでは、一人目のキーノートとして、「オープンデータとアプリがつなぐ次世代の地域情報活用法」と題して株式会社jig.jp 代表取締役社長 福野泰介氏を招聘。パソコン利用は減少し、スマホ、カーナビ、ウェアラブルなど、多様なデバイスが登場する次世代ウェブ社会において、要となるのは「オープンデータ」であるとして、次世代の地域情報活用法について語られる予定だ。

二人目のキーノートセッションとして、「観光起点の地域活性化に向けたスマホ位置情報の活用を考える」と題して株式会社近畿日本ツ-リスト沖縄 代表取締役社長 福岡卓氏が登壇する。最近ではウェアラブル端末も関心を呼び、観光分野での活用も実証実験の段階に入り「スマートツーリズム」として注目を集めている。そんな中、今回のセミナーでは、観光情報と位置情報の特性を整理し、今後の観光事業分野での位置情報の活用を考え、実践的な導入に向けた留意点が語られる。

その他にも、「地域・観光事業を支援する新しい位置情報ツールの活用の提案~インバウンド向けサービスとスマホを使ったツールについて~(仮)」と題して、インクリメントP株式会社 第2事業部 ソリューション企画担当 秋本和紀氏と、同社第2事業部 法人向けソリューション担当 野村弘一氏によるセッションが予定されている。MapFanブランドを展開する同社の、スマホ向け位置情報サービスのノウハウと、自社による地図整備、サイト運営を手掛ける、地図会社ならではの強みを活かした内容が紹介される。

同セミナーの詳細は以下の通りとなっている。

  • タイトル:スマートデバイス活用セミナー ~最新事例から"地図活用"の新しい在り方を解説! 位置情報を用いた次世代の集客施策とは?~
  • 開催日程:2015年2月10日(火) 13:30(開場 13:00)~16:30
  • 定員:100名 ※申込多数により増員
  • 申し込み締切日:2015年2月9日(月) 18:00まで
  • 参加費:無料
  • 開催会場:パレスサイドビル 東コア2F マイナビルームS
    〒100-0003 東京都千代田区一ツ橋1-1-1
  • 主催:株式会社マイナビ マイナビニュースセミナー運営事務局
  • 協賛:インクリメントP株式会社