長崎県長崎市の和菓子店「千寿庵 長崎屋」が販売する和菓子、「長崎オマガリにゃまがし」が話題となっている。

「長崎オマガリにゃまがし」(3個1,000円・税別)、左から「丸しっぽ」「かぎしっぽ」「ごぼ天しっぽ」

長崎独特の"尾曲り猫"がモチーフの、創作"猫キャラ"和菓子

同商品は、長崎独特の"尾曲り猫"をモチーフにした創作和菓子。"尾曲がり猫"は、いわゆる「かぎしっぽ」を持つ猫のことで、しっぽが幸せをひっかけてくるといわれる"幸運を呼ぶ猫"。長崎にはこの"尾曲がり猫"が多く、その数は全体の8割近くにも上るという。

同商品はその"尾曲がり猫"をイメージし、長崎産のイチジク、イチゴ、ミカンのフルーツペーストを白餡(あん)で包み、さらに練り切りで包んだ。イチジクの「丸しっぽ」、ミカンの「かぎしっぽ」、イチゴの「ごぼ天しっぽ」の3匹が並ぶ姿はとても愛らしく、人気となっている。

昨年末には、「長崎をイメージした新しい菓子。条件は長崎県産品を使うこと」を募集テーマに開催された、「2014シュガーロード長崎スイーツコンテスト」にて、グランプリに相当する「長崎市長賞」を受賞している。

同店の所在地は、長崎県長崎市新大工町4-10。なお同商品は非常にデリケートで、ひげが折れる可能性があるため、通販は行わない。3個入りで、価格は1,000円(税別)。