ウイングアーク1stは2月4日、プライベートクラウドおよびパブリッククラウドを利用している企業に向け、各種クラウドサービスと連携できる帳票クラウド「SVF Cloud」を3月1日より提供開始すると発表した。

同サービスは、帳票基盤ソリューションとして販売している「SVF」の機能を、クラウド上で利用可能にしたもの。日本固有の緻密な帳票はそのままに、多様なビジネススタイルに対応し、印刷を制御しながら、さまざまなクラウドサービスと連携させることで、クラウドサービスにおける利便性の高い円滑な帳票運用を実現する。

サービス開始時は、セールスフォース・ドットコムのCRMやSFA、Force.com上のアプリケーションと連携可能な「SVF Cloud for Salesforce」、サイボウズの「kintone」に対応した「SVF Cloud for kintone」が提供される。

あわせて、Web APIを介してクラウドアプリケーションとの連携を実現する「SVF Cloud Web API」が公開される。これにより、アマゾン ウェブ サービスの「AWSクラウド」、マイクロソフトの「Microsoft Azure」、IBM「IBM SoftLayer」など、さまざまなクラウドプラットフォームの連携が可能になる。

利用料金は、初期導入費用が20万円、年間利用料が36万円からとなっている。利用料は出力数によって異なる。