NTTソフトウェアは2月3日、Yellowfin Japan(Yellowfin)とクラウド市場における戦略パートナーとしてビジネス連携の強化に合意し、アマゾンウェブサービス(AWS)上にてクラウド型BIサービス「InfoCabina Yellowfin Cloud」を定額サービスとして提供開始した。

「InfoCabina Yellowfin Cloud」は、BIに必要なDWH(データウェアハウス)やETL、保守サポートなどをAWS上で一貫して提供するクラウド型サービス。

初期サンプルのレポート作成やデータ連携、BIコンサル、ユーザー教育などオプションプランも用意するほか、サービス利用中でもサーバースペックやデータ容量の変更が可能で、事業の成長に合わせた機能拡張やユーザーの状況に応じた柔軟な導入が可能だ。

同サービスは、通常プランとなる「Amazon RDS用モデル(Amazon Relational Database Service)」と、DWHにAmazon Redshiftを利用するプラン「Amazon Redshift用モデル」を提供し、後者ではビッグデータ分析への活用も実現。

価格は、AMAZON RDS用モデルが月額19万7000円(税別)で、Yellowfinのユーザーライセンス5つと保守サポートなどが提供され、最低利用期間は1カ月となる。

AMAZON Redshift用モデルは月額34万7000円(税別)で、運用監視も提供され最低利用期間は6カ月。両モデルとも必要スペックとデータ容量に応じたプランが用意されている。

同社は今後、3年間で6億円の売上げを目指す考えだ。