お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が2日、都内スタジオで、映画『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』のアフレコ会見を行った。

映画『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』の公開アフレコ会見を行ったチュートリアルの徳井義実

本作は、『ナイト ミュージアム』シリーズの最終章を描くSFアドベンチャー作品。エジプト王の石版が持つ魔力により、夜になると展示物が生命を吹き返すアメリカ自然史博物館。しかし、その石版に異変が起きたため、展示物の仲間たちは、秘密のカギが眠る大英博物館に乗り込む――というストーリーで、3月20日に全国公開予定。

日本語版の吹き替え声優として、中世の騎士・ランスロット役を務めた徳井は、「この仕事を聞いたときは、正直チョイ役かと思ってたら、ガッツリだった」とオファーに驚き、「みんなが楽しめる作品。CGがスゴいので“無音”でも楽しめると思う」と謙遜しながらアピール。その後、公開アフレコに挑戦し、「(配給元から)プロの声優と間違えられた。今後の自信にしたい」と胸を張った徳井は、ランスロット役を演じた英俳優ダン・スティーヴンスからも、「ハンサム過ぎる」と褒められ、「ダンから見てもそのようですね」とほくそ笑んだ。

また、特徴がある絵を描くことから"画伯"と呼ばれている徳井は、映画の魅力を絵で伝えるべく、「トリケラトプスの骨格標本」、「スフィンクス」、「モアイ像」のお題に挑戦。「全然分からへん」と言いながら描いた絵は、いずれも爆笑を誘ったが、徳井は「どう魅力が伝わるの?」と不満顔。「一生懸命に描いて出すと、みなさんに失笑される。中学の時に夏休みの宿題で、真剣に絵を描いたら、先生に『ふざけるな!』って怒られた」と子どもの頃から絵心がないことを明かし、個展はやらないのか? と言う報道陣の悪ノリに、「誰が見に来るんですか!? ニーズがあれば」と苦笑いしていた。