エン・ジャパンは30日、「雇用形態別ワークライフバランス意識調査」の結果を発表した。調査期間は2014年11月27日~12月24日、対象は同社サイト利用者2,629名。

改善策は「仕事の割合を減らす」?

同調査では、まず「現在の自分のワークライフバランスはどうか」を尋ね、「ちょうど良い」「大体良い」と回答した人の比率を雇用形態別に分類。その結果、「ワークライフバランスが良い」と回答した人が最も多かったのは「派遣社員」(64%)であった。以下「契約社員」(59%)、「アルバイト」(56%)が続く。

一方、「正社員」は47%と最も満足度が低く、「悪い」という回答は14%に上った。

「現在の自分のワークライフバランスはどうか」

ワークライフバランスが「あまり良くない」「悪い」と回答した人に、「どうすれば改善するか」を聞いたところ、「仕事の割合を減らす」と半数以上が答えたのは「正社員」(74%)、「契約社員」(57%)、「派遣社員」(50%)であった。一方「アルバイト」は唯一「仕事の割合を減らす」(33%)よりも「仕事の割合を増やす」(50%)の回答が上回り、ワークライフバランス充実のために、もっと仕事をしたいと考えていることが明らかになった。

「ワークライフバランスはどうすれば改善するか」

「勤務時間・勤務日数についてどう感じているか」を質問し、「ちょうど良い」と回答した人の比率を雇用形態別に見ると、「派遣社員」が62%で1位。以下 「アルバイト」(55%)、 「契約社員」(53%)が続き、「正社員」(44%)で最下位となった。

「勤務時間・勤務日数についてどう感じているか」