ソフトバンクBBは30日、通信速度が最大1GBpsの光回線サービス「SoftBank 光」を3月1日より提供すると発表した。あわせて、ソフトバンク携帯電話と指定の固定通信サービスをセット契約した場合に、割引きが適用される「スマート値引き」を同日より提供する。サービス開始に先立ち、2月4日より「SoftBank 光」「スマート値引き」の事前受付を行う。

「SoftBank 光」は、NTT東西の光回線サービス「フレッツ光 ネクスト」の光コラボレーションモデルを使った、ソフトバンクBBが提供する光回線サービス。月額利用料金は、「ホーム」「マンション」といった居住形態によって異なり、さらに、自動更新の有無によって異なる仕組み。月額利用料には、回線およびプロバイダ利用料が含まれる。

「一戸建て・自動更新あり」のプランでは月額税別5,200円、「一戸建て・自動更新なし」では同6,300円、「マンション・自動更新あり」は同3,800円、「マンション・自動更新なし」は4,900円となる。自動更新ありの場合、2年契約が前提となっており、契約期間内に解約すると同9,500円の解除料がかかる。

月額料金

また、同3,000円の契約事務手数料、工事費も必要。工事費は新規契約の場合、キャンペーンの適用で実質0円、現在契約中のフレッツ光を「SoftBank光」に変更する「転用」の場合は工事費用がかかる。

このほか、オプションサービスもある。Wi-Fi機能搭載で用意にネット接続が可能なルーターの「光BBユニット」、ワイヤレスでPC・スマホのネット接続ができる「Wi-Fiマルチパック」、全国のホワイト光電話およびBBフォン同士で無料になる「ホワイト光電話」などがある。

主なオプションサービスの月額料金とサービス概要

携帯・スマホと固定回線のセット契約で割引き

「スマート値引き」は、スマホ・携帯と対象の固定通信サービスを契約した場合に、スマホ・携帯、固定通信サービスの月額利用料から一定額を割り引くサービス。この割引きは「家族の学割」または「のりかえ割」と併用することもできる。

スマホ・携帯の割引き額は、契約する料金プランによって異なり、新料金プランの「スマ放題」のデータ通信プラン「データ定額パック・標準」を契約している場合で当初2年間、毎月1,522円割り引かれる。旧料金プランのホワイトプランの契約者は対象のパケット定額サービスに入っていることを条件に、毎月最大500円割り引かれる。

携帯電話に対する「スマート値引き」の額

同割引の対象となる固定通信サービスは以下のとおり。

  • SoftBank 光

  • SoftBank Air

  • Yahoo!BB ADSL

  • SoftBank ブロードバンドADSL(エンジョイBB、Nexyz.BB)

  • Yahoo! BB バリュープラン

  • ホワイトBB

  • ケーブルライン

さらに「SoftBank 光」を携帯・スマホでセット利用する場合は、「光BBユニット」「Wi-Fiマルチパック」「ホワイト光電話(基本プラン)」3つのオプションサービスの利用料が毎月1,424円割り引かれ、月額税別500円で利用できる。

(記事提供: AndroWire編集部)