JR東日本、JR西日本、日本レストランエンタプライズの3社は30日、北陸新幹線E7系・W7系を使用する東京~金沢間直通列車「かがやき」「はくたか」で導入する「グランクラス」のサービス内容を発表した。

「グランクラス」車内イメージ

「グランクラス」シートイメージ

今回の発表によれば、「沿線の地域特性を活用した『オリジナル』なサービス」を提供する方針で、軽食サービスは沿線各地の食材など地域特性を生かすとともに、季節感を演出した和軽食と洋軽食を用意。ドリンクサービスでも、ワイン、日本酒、スパークリングアルコールなど、北陸新幹線沿線ゆかりの品を提供する。

その他、沿線ゆかりの素材を取り入れた茶菓子(パウンドケーキなど)やおつまみ(おかき)も用意。ブランケット、スリッパ、アイマスクのほか、新聞、雑誌も備える。専任アテンダントが乗務し、アテンダントコールで個々の乗客の要望に応える体制を取るという。

インテリアは先進の機能を持つ本革シートと、漆塗りの深い色彩などを取り入れた重厚な空間が調和したデザインに。シートはバックシェルタイプの斬新なデザインで、背もたれ、座面、レッグレスト、フットレストはすべて電動式となる。

1両あたりの定員はグリーン車より45名少ない18名。シートピッチや座席幅もグリーン車より広く、ゆったりとしたつくりになっている。