経済産業省 資源エネルギー庁が28日に発表した石油価格調査(26日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より3.4円安い136.2円となり、2011年1月11日(135.9円)以来約4年2週間ぶりの水準となった。値下がりは27週連続で過去最長を更新した。

原油価格の下落に伴い、石油元売り会社が卸価格を引き下げたことなどが影響した。なお、下げ幅は前週より0.4円拡大した。

都道府県別に見ると、7週連続で全47都道府県にて値下がりした。最も高かったのは高知県の145.9円(前週149.7円)で、以下、長崎県の146.3円(同148.6円)、鹿児島県の144.9円(同148.4円)と続いた。

ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より3.4円安い147.1円で、27週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格も前週より3.2円安い117.1円で、同じく27週連続の値下がりとなった。

灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より54円安い1,507円で、22週連続の値下がりとなった。