ソニー生命保険は26日、「プロフェッショナルに関する調査」の結果を発表した。調査期間は2014年12月9日~12月10日、対象は全国の20~59歳の男女ビジネスパーソンで、有効回答者数は1,000名。

自分が思う「プロフェッショナル」とは?

「自身が思うプロフェッショナルのイメージ」を聞いたところ、最も多くあげられたのは、「高い専門性を持っている」(56.6%)であった。2位以下には「仕事を遂行するためのスキルレベルが高い」「その人にしかできない仕事をしている」「すべての仕事のクオリティが高い」など、仕事の能力の高さ・独自性に関する項目がランクインした。

また、「自身の仕事に誇りを持っている」「信念・厳しさを持って仕事に取り組み、安易に妥協しない」「常に自己研さんを続けている」「常に情熱を持って仕事に取り組んでいる」など、仕事に取り組む姿勢をあげる声も多く寄せられた。

「自身が思う"プロフェッショナル"のイメージ」

あなたはプロフェッショナル?

「自身をプロフェッショナルだと思うか」という問いに対し「そう思う(非常に・やや)」という人は全体の21.5%、「思わない(あまり・全く)」は50.9%であった。

「自身をプロフェッショナルだと思うか」

「そう思う」と回答した理由では、「資格を生かした仕事をしているから」(30代女性)、「自分にしかできない仕事があるから」(20代女性)、「自分の仕事に誇りを持っているから」(50代男性)という意見が寄せられた。

一方、「そう思わない」と回答した人からは、「自信がないから」(50代女性)、「誰でもできる仕事だから」(30代男性)、「まだまだ知識などを吸収できると思うから」(40代女性)などが上げられた。

「プロ」と聞いてイメージする職業は「野球選手」

「プロフェッショナルと聞いて、どのような職業を思い浮かべるか」を聞いたところ、最も多かったのは、「野球選手」(42.8%)。以下、「医師」「パイロット」「板前・寿司職人」「救命救急士」が続いた。

「プロフェッショナルと聞いて、どのような職業を思い浮かべるか」

「プロフェッショナルと聞いて思い浮かべる有名人」の男性編は、「イチローさん」で、200件と圧倒的な得票でトップに。次ぐ2位は「高倉健さん」(42件)、3位は「明石家さんまさん」(25件)、4位は「池上彰さん」、「本田圭佑さん」(共に23件)という結果になった。

1位の「イチローさん」をあげた理由として、「ストイックに自分の可能性を最大限まで引き出そうとしているから」(40代女性)、「常に向上心を持っているから」(30代男性)といった、精神的な面を挙げる回答が多くみられた。

女性編では、フィギュアスケート選手の「浅田真央さん」が41件で1位。2位は「吉永小百合さん」(30件)、3位は「クルム伊達公子さん」(25件)、4位は「吉田沙保里さん」(23件)、5位は「澤穂希さん」(19件)と、アスリートが多数ランクインした。

「浅田真央さん」をあげた理由としては、「常に進化を心掛けているから」(50代男性)、「悪いときも努力を怠らず、ストイックだから」(40代男性)など、向上心を理由とする回答が中心となった。

「プロフェッショナルと聞いて思い浮かべる有名人」