ローランド ディー.ジー.(ローランドDG)は、2015年1月28日~30日の期間で東京ビッグサイトにて開催される「3D Printing 2015(第14回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議内)」に出展すると発表した。

今回の同社の出展は、「nano tech 2015(第14回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議)」の来場者や出展社が有機材料や半導体・電子部品・電子機器製造業など材料から製品までの製造業が多いこと、ならびに同じ日程にて"塗る・貼る・切る"という3大要素の加工技術「コンバーティング・テクノロジー」に関わる材料、装置、技術が一堂に会する総合イベント「Convertech JAPAN 2015」も同じ東京ビッグサイトの東館にて開催され、印刷業者に関わらず製品への印刷を必要としている製造業なども多く参加・来場するであろうという判断から決定したという。

ブーステーマは、3Dプリンタだけではないローランドの3Dソリューション「デスクトップ・ファブリケーション」で、同社の3D加工機の新製品であるmonoFabシリーズ「ARM-10(3Dプリンタ)」と「SRM-20(切削加工機)」の2機種が出展される予定で、「デスクトップ・ファブリケーション」コンセプトのもと、「積層」と「切削」それぞれの異なる造形方法の特徴や利点を紹介し、同社ならではの「ものづくり」の提案を行っていくとしている。

なお、同社ブースは東6ホールの「6G-07」。ブースにはARM-10が2台、SRM-20が2台展示されるほか、本体の上部にはモニターが設置され、積層の様子を撮影した動画が放映される予定だという。また、期間中はSRM-20を用いたデモの実施される予定とするほか、後日、来場者を対象としたフォローアップ内覧会が東京、大阪、福岡、名古屋の各都市にて開催される予定だという(開催日は東京が2月17日、大阪が2月24日、福岡が3月6日、名古屋が3月13日をそれぞれ予定)。

「nano tech 2015」の開催概要

  • 会期:2015年1月28日~30日
  • 開場時間:10:00-17:00
  • 会場:東京ビッグサイト
  • 入場料:3000円(Webサイトにて事前登録をした場合は無料)

3D Printing 2015の出展製品となる3Dプリンタ「ARM-10」および切削加工機「SRM-20」