マクロミルはこのほど、全国の20~49歳の社会人を対象に実施した、「~働く男女1,000人に聞く~バレンタイン実態調査2015」の調査結果を発表した。調査は1月13日にインターネットで行われ、有効回答数は1,000名(男女500名ずつ)。

働く女性のチョコ予算、平均「4,986円」

「今年、バレンタインのチョコレートを購入する予定がありますか」

全国の20~49歳の働く女性を対象に、バレンタインチョコの購入予定があるかと聞いたところ、およそ8割が「ある(80.6%)」と回答した。また、購入予定がある人にその合計予算を尋ねると、平均「4,986円」となり、2年前より831円アップとなった。

「今年のバレンタインの『チョコ』予算をお知らせください」

続いて、バレンタインチョコの購入予定の人に、1人あたりの予算を尋ねた結果、最も予算が高かったのは「仕事関連の義理チョコ」で2,499円だった。次いで「自分へのご褒美チョコ(2,303円)」「本命チョコ(2,074円)」と続き、働く女性がチョコに掛ける金額は、本命の相手よりも、仕事関連の人や自分へのご褒美の方が高いことが判明した。

味や見た目重視の"手作り派"が39.0%

「手作りチョコで重視すること」

次に、バレンタインのチョコを手作りするか質問したところ、「手作りする(39.0%)」「手作りしない(61.0%)」となった。

手作り派の人に、手作りする際に重視することについて、"本命" "本命以外"それぞれについて尋ねたところ、"本命"では「味(84.7%)」や「見た目(74.5%)」と回答する人が圧倒的だった。高額なチョコを買うよりも、「味」や「見た目」重視の愛情のこもった"手作り派"という人が多いようだ。ちなみに、手作りする際に参考にするレシピについては、2013年の同調査では「PCのレシピサイト」がトップだったが、今回は「スマホや携帯のレシピサイト」が断トツとなった。

男性34%が、バレンタインは「普段と変わらない日」と回答

「バレンタインはどんな日?」

働く女性と男性それぞれに、バレンタインはどんな日か尋ねたところ、女性は「日頃の感謝の気持ちを伝える日(55.4%)」が最多で、次いで「好きな人に愛を伝える日(30.4%)」「身近な人とコミュニケーションを深める日(30.2%)」と続いた。女性は、バレンタインを「感謝や愛」などを伝える日として捉えている人が多いよう。一方男性は「普段と変わらない日(34.2%)」がトップで、次いで「日頃の感謝の気持ちを伝える日(31.2%)」「好きな人に愛を伝える日(29.8%)」という結果に。「日頃の感謝の気持ちを伝える日」については、女性よりも24ポイントも低いことから、女性からの感謝の気持ちに気づいていない男性が多いと言える結果となった。