JR東日本新潟支社・長野支社は23日、春の臨時列車の概要を発表した。第3セクター鉄道への経営移管を前に、信越本線長野~直江津間で189系・485系・115系など国鉄形車両を使用した臨時列車が運転される。

特急あさま色189系(普通「妙高」)

国鉄色485系(快速「くびき野」)

信越本線長野~直江津間は、北陸新幹線長野~金沢間開業にともない第3セクター鉄道へ経営移管され、長野~妙高高原間はしなの鉄道北しなの線、妙高高原~直江津間はえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインとして、ともに3月14日に開業予定。これを前に、3月1~13日にかけて、各種車両による臨時列車が運転されることになった。

189系6両編成(全車指定席)の快速「ありがとう信越線」は、長野~直江津間で3月1・7・8日に1往復運転(長野駅9時36分発、直江津駅12時58分発)。3月1・8日は特急あさま色189系、3月7日は国鉄色189系を使用する。長野~直江津間では3月1・7・8・9・10・11・12日に、横須賀色の115系6両編成(全車自由席)による快速「信越線スイッチバック号」も1往復運転(長野駅10時51分発、直江津駅14時31分発)される。

新潟方面からの臨時列車もあり、快速「懐かしの国鉄色DC」は国鉄急行色の気動車2両編成(全車指定席)を使用し、3月1日に新潟~長野間で1往復運転(新潟駅8時3分発、長野駅14時38分発)。国鉄色の485系6両編成(全車指定席)を使用する特急「懐かしの特急みのり」も登場し、3月7日に上り(新潟駅9時54分発・長野駅13時55分着)、3月8日に下り(長野駅15時40分発・新潟駅19時10分着)が運転される。

3月13日には、新潟~長野間で快速「ありがとうJR信越山線」を1往復運転(新潟駅7時33分発、長野駅13時12分発)。湘南色の115系6両編成(全車指定席)を使用する。なお、これらの臨時列車の使用車両に関して、運用上の都合で変更される場合もあるとのこと。