広島県(広島かき生産対策協議会)は24日、東京都港区で「かき消費拡大イベント」を開催する。

「かき消費拡大イベント」を開催

広島・宮城・三重の3大牡蠣生産者が集結

同イベントは、広島県・宮城県・三重県の牡蠣生産者が連携し、1年で牡蠣がもっともおいしいこの時期に、首都圏の人たちに焼き牡蠣1,000食をはじめ、約5,400人分の牡蠣料理を無料で提供するもの。翌25日の「全国牡蠣サミット」の関連イベントとして、一般消費者を対象に都内で初めて開催する。

参加団体は、第9回カキ・サミット実行委員会、広島カキの会、宮城県漁協、三重県漁連、広島かき協議会、レインボー食品。内容は、「焼き牡蠣・牡蠣鍋・牡蠣フライ・牡蠣カレーなどの無料提供」「参加6団体による牡蠣のPR」「広島県震災復興支援・写真展示」「東日本大震災復興募金箱を設置し、イベント終了後、宮城県漁協に進呈(贈呈)」となる。

左から、広島県産、三重県産、宮城県産の牡蠣

牡蠣は、"殻は小さいものの身は殻の割には大きく濃厚な味わいが特徴"だという、生産量日本一の広島県産。ふっくらとして艶があり、甘みある柔らかな口当たりが特徴だというの三重県産。養殖期間が1年ものは比較的小粒だが、2年ものはかなりの大粒となる宮城県産の、3地域のものが提供される。

「全国牡蠣サミット」は、これまで2年に1度開催していたが、東日本大震災の影響で3年間中断。その後、被災地における牡蠣の生産は徐々に回復し、再開の機運が高まったことから、サミット再開を決定した。3地域の特徴ある牡蠣の味を楽しんでもらうことにより、牡蠣の消費拡大に繋げていきたいとしている。

開催日時は、1月24日 10時~14時。場所は、アークヒルズ アーク・カラヤン広場 ヒルズマルシェPRブース(東京都港区赤坂1-12-32)。

※情報は掲載時のもの