カップル専用アプリ「Pairy(ペアリー)」を運営するTimers(タイマーズ)は1月20日、「2015年名字に関するカップルの意識調査」の結果を公表した。

日本に5世帯以下程度の希少姓のうち、「あなたのパートナーがどの名字だったら最も嬉しいか」

同調査では、世帯数が非常に少ない名字に対しての憧れや、名字をきっかけに異性に抱く感情、結婚を機に名字が変わった場合におけるSNS上での名字変更などに関連した現代のカップルが持つ価値観について調査した。調査期間は2014年12月4日~9日で、男女628人(男性252人、女性376人)を対象とした。

同社が独自に抽出した"日本に5世帯程度しかない"といわれている希少性の高い名字について、「あなたのパートナーがどの名字だったら最も嬉しいか」と質問したところ、最も多くの支持を受けたのは「榮倉(えいくら)」(31.2%)だった。続く2位は「雲母(きらら)」(21.9%)、3位は「獅子王(ししおう)」(9.7%)となった。

女性に「男性の名字が格好良いことは興味を持つきっかけになるか」と聞いたところ「まったくない」(28.6%)が最も多い回答となったものの、「確かに魅力的」と応えた女性は24.6%で、「少しなる」「なる」と回答した女性は合計で20.6%と、約5人に1人となった。

また、「格好良い男性がいた場合に名字が嫌だった場合にどう思うか」という質問には、70%以上が「気にしない」と回答。「恋人に対して名字が嫌で結婚したくない、付き合いたくない、と考えたことがあるか」とたずねたところ、85%以上の女性が「意識したことがない・嫌だと思ったことはない」と回答した。

「男性の名字が格好良いことは興味を持つきっかけになるか」

「格好良い男性がいた場合に名字が嫌だった場合にどう思うか」

このことから、「格好良い名字」は恋愛を生むきっかけとしてポジティブに働く可能性があるが、その女性にとって「嫌な名字」であることは恋愛にネガティブな影響を及ぼすことは少ないと言える。

「結婚した後に名字が変わった場合、SNS(FacebookやLINEなど)上でも使用する名前を変更するか」という質問を行ったところ「変えたいと思わない」と回答したのは13.1%にとどまり、ほぼ9割の人がSNS上でも名前を変更するという結果となった。その理由については、「結婚したことを知ってほしいから」(44.4%)、「結婚したことを自慢したいから」(9.3%)などが挙げられた。

「SNS上での名前を変更しない」と回答した人の理由としては「他のコミュニティーでも使う名前が変わらないので」(29.5%)という回答が1位になったものの、「自慢していると思われたくないから」(25.0%)という回答も多かった。

「結婚した後に名字が変わった場合、SNS(FacebookやLINEなど)上でも使用する名前を変更するか」