セブン銀行は20日、2014年(1~12月)に同行ATMで海外発行カードが利用された件数が、過去最高の359万件に達したと発表した。前年の230万件と比べて56%(129万件)増の大幅増となった。

海外発行カード利用件数

同行ATMは2007年、海外で発行されたキャッシュカードやクレジットカードなどで、日本円を引き出すことができるサービスを開始。現在は、全国に約2万台(2015年1月)設置されている全ての同行ATMで利用可能となっている。対応ブランドはVISA、MasterCard、中国銀聯など8ブランド。

海外発行カード対応ブランド

利用時の画面表示、音声、利用明細票は、英語・韓国語・中国語・ポルトガル語の4カ国に対応している。

海外発行カード利用時の言語選択画面

同行は、今後も外国人観光客が多く訪れる商業施設、空港・駅、観光地などへ同行ATMを設置し、政府の推進するビジット・ジャパン事業に貢献していくとしている。