トーワ電機とユニットコムは20日、GPGPUワークステーションの開発と販売で提携することを発表した。両社による第1弾の製品として、コストパフォーマンスを重視したエントリーモデル「GU-1000」を発売する。標準仕様時の価格は375,800円から。

GU-1000

トーワ電機は、GPGPU関連の製品やソリューションを提供する「G-DEP 日本GPUコンピューティングパートナーシップ」の運営を通じて、実績やノウハウを蓄積。一方のユニットコムも、2009年よりGPUコンピューティング対応モデルの展開や各地で初心者向けセミナーを開催し、GPUの普及啓蒙を行ってきたとしている。

両社は互いの強みを生かし、GPUコンピューティングマシンの共同開発と販売を行っていくという。

共同開発の第1弾となる「GU-1000」の主な仕様は、CPUがIntel Core i7-5820K(3.3GHz)、チップセットがIntel X99 Express、メモリがDDR4-2133 16GB(4GB×4)、ストレージが1TB SATA3 MTBF3000時間高耐久ノンストップHDD、GPUがNVIDIA GeForce Titan BlackEdtion 6GB、グラフィックスがNVIDIA GeForce GT 720、電源が750W 80PLUS GOLD、OSがCentOS。